0~3歳のおうち英語

1歳が英語を嫌がるときはどうする?無理なく続けるおうち英語の考え方

翻訳家であり2児の母である著者が、第二言語習得に関する論文をもとに、家庭でできる英語環境づくりの視点から丁寧に解説します。

ママ友ねこ
ねこママ、1歳の子に英語の歌を流したら、ぷいっと向こうを向いちゃって。英語を嫌がっているなら、やめたほうがいいのかな。

その反応、よくあるよ。1歳は気分も体力も日によって変わるから、嫌がった日は無理に続けなくて大丈夫。この記事を読むと、英語を嫌いにさせずに、暮らしの中へそっと入れる考え方が分かるよ。
ままネコ

1歳が英語を嫌がる日は、いったん離れて大丈夫

1歳の子が英語の歌や絵本を嫌がると、親としては少し焦ります。

せっかく英語を始めようと思ったのに、顔をそむける。泣く。別のおもちゃへ行ってしまう。そうなると「うちの子、英語が嫌いなのかな」と感じることもあります。

でも、1歳はまだ「英語が嫌い」とはっきり決めているわけではありません。眠い、飽きた、音が大きい、今は別の遊びをしたい。そういう理由で離れているだけのことも多いです。

だから、嫌がった日は英語を続けるより、いったん止めるほうが安心です。英語を楽しいものとして残すには、親が引くタイミングも大切です。

研究では、自分からやりたい気持ちが学びを支えるとされています

Ryan & Deci (2000) の自己決定理論では、人は「自分で選べている」「できたと感じられる」「安心できる相手とつながっている」と感じる時に、内側からのやる気が育ちやすいと説明されています。

1歳の英語でも、これは大切です。親が「英語をやりなさい」と押すより、子どもが好きな遊びの中に、短い英語の声が少し入ってくる形のほうが続けやすくなります。

たとえば、積み木を渡す時に Here you go. と言う。手をふる時に Bye-bye. と言う。英語だけをがんばるより、いつもの遊びに英語を少し混ぜるほうが、子どもにも親にもやさしいです。

わが家では、嫌がった日はすぐにやめていました

わが家でも、小さいころは英語の歌を流しても、すぐ別のおもちゃに行ってしまう日がありました。

そんな時は、「今日はだめな日なんだな」と思って終わりにしていました。英語を続けることより、英語を嫌な時間にしないことを大切にしていたからです。

逆に、機嫌がいい日は、英語の歌に合わせて手をたたく、先生の声ににこっとする、ぬいぐるみに Bye-bye. と言う。それだけで十分でした。

1歳のおうち英語は、毎日きっちり進めるものではなく、できる日に少しだけ入れるもの。そう考えると、親の気持ちもかなり楽になります。

今日からできる小さな一歩

  • 嫌がったら、英語をすぐ止める
  • 音量を少し下げて、短い歌1曲だけにする
  • 子どもが好きなおもちゃ遊びに、英語を一言だけ足す

まずは、英語を続けることより「英語を嫌なものにしないこと」を目標にしてみましょう。

パパママ向けメモ

0〜3歳のうちは、英語を覚えさせるというより、英語の声や歌が「おうちの中に少しある」状態を作るほうが続けやすいです。

とはいえ、まだ体力や気分に波がある小さな子を、毎週英語教室へ連れて行くのは親にとっても大変です。子どもの機嫌がいい時に、家の中で短い時間だけ英語で遊んでくれる先生とつながれると、英語が特別な勉強ではなく、暮らしの中に入りやすくなります。

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もう少し大きくなって、英語を「聞く」だけでなく「使う」相手がほしくなった時には、海外の子と遊びながら英語を使う環境づくりも選択肢になります。

ご家庭で英語を使う場づくりの参考までに、ねこママ自身が見つけた方法をまとめた記事も載せておきますね。

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