
同じ悩みがある方へ
赤ちゃんの英語教材は、本当にいらない?
結論から言うと、赤ちゃんのおうち英語は、最初から高い教材を買わなくても始められます。
もちろん、教材が悪いわけではありません。絵本、音声、動画、カードなどがまとまっていると、親が迷いにくいという良さもあります。
ただ、赤ちゃん期にいちばん大切なのは、教材を最後まで進めることではなく、安心できる人の声や表情と一緒に、ことばの音にふれることだと思っています。
たとえば、いつもの絵本を見ながら apple と言ってみる。お風呂のあとに英語の歌を1曲だけ流す。ぬいぐるみに Hi! と声をかける。これだけでも、英語は「知らない勉強」ではなく、暮らしの中に少しある音になります。
研究では、教材よりも親子のやりとりの質が大切だとされています
Hirsh-Pasek et al. (2015) では、幼い子どもの言語発達には、量だけでなく、子どもに向けたやりとりの質が大切だと示されています。
むずかしく言うと少し堅いですが、かんたんに言えば、ただ音を流すだけよりも、子どもの顔を見て、反応を見ながら声をかける時間がことばの土台になりやすい、ということです。
英語でも同じように考えるなら、「教材を買ったかどうか」よりも、赤ちゃんが安心できる人の声で、短く楽しく英語にふれる時間を作れるかが大切になります。
わが家では、教材よりも暮らしの中の英語を先に入れました
わが家でも、最初から立派な教材をそろえて、毎日きっちり進めたわけではありません。
ごはんを作っている間に英語の歌を歌ってもらう。絵本を1ページだけ一緒に見る。お気に入りのおもちゃに Hello! と声をかける。そんな小さなことから始めていました。
赤ちゃんは、予定どおりには動きません。機嫌がいい日もあれば、すぐ泣いて終わる日もあります。だからこそ、教材に親子が振り回されるより、できる日に短く入れるくらいのほうが続けやすかったです。
今日からできる小さな一歩
教材を買う前に、まずは家にあるもので英語の声を1つだけ足してみます。
- 絵本を開いた時に Look! と言ってみる
- おもちゃを渡す時に Here you are. と言ってみる
- 寝る前に英語の歌を1曲だけ流す
赤ちゃんが言えるかどうかは、まだ気にしなくて大丈夫です。まずは、親子にとって無理のない英語の入口を作るところからで十分です。