翻訳家であり2児の母である著者が、「0歳から英語は早すぎるの?」という不安について、乳児期のことばの学習に関する論文をもとに、家庭でできる英語環境づくりの視点から丁寧に解説します。


研究では、赤ちゃんはことばの音をよく聞いているとされています
ワシントン大学のPatricia Kuhlによる総説論文 Early language acquisition: cracking the speech code では、赤ちゃんはまわりで聞こえることばの音のパターンにふれながら、少しずつ母語の音に慣れていくことが説明されています。
かんたんに言うと、赤ちゃんは言葉の意味をまだ話せなくても、声の高さ、リズム、音の違いを聞いています。
だから、0歳から英語にふれるなら、「英単語を覚えさせる」よりも、「英語の音が少し聞こえる安心した時間」を作るほうが自然です。
少しずつの環境づくりが、あとで効いてくる
0歳で英語を聞いたからといって、すぐに英語を話すわけではありません。
でも、英語の歌ややさしい声が生活の中に少しあると、英語は突然あらわれる勉強ではなく、前から家に少しあった音になります。
大切なのは、早く結果を出すことではなく、赤ちゃんにもママにも無理のない形で、英語の声に出会う時間を作ることです。
わが家では、家事中に英語の先生に歌ってもらっていました
ねこママの家では、子どもが0歳のころから、ご飯を作っている間などにオンラインの先生につないで、英語のお歌を歌ってもらったり、英語であやしてもらったりしていました。
もちろん、赤ちゃんが毎回じっと聞いてくれるわけではありません。ぐずる日もあります。5分で終わる日もあります。
でも、そのくらいで大丈夫でした。赤ちゃんの機嫌がいい時に、英語の声が少し聞こえる。親も家事をしながら見守れる。そんな形なら、英語のために親子でがんばりすぎず、生活の中に英語の時間を入れやすくなります。
まだ小さいうちは、英語を「勉強」として始めるより、子どもの機嫌がいい時に英語の声や歌にふれる時間を作るほうが続けやすいです。
でも、体力のない子を毎週英語教室へ連れて行くのは、親にとっても大変なことがあります。家の中で、短い時間だけ英語で遊んでくれる先生とつながれると、英語が暮らしの中に入りやすくなります。
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そして、少し大きくなって「英語を使う相手」がほしくなった時には、海外の子と遊びながら英語を使う環境づくりも選択肢になります。
ねこママの家では、今では7歳の娘が、イギリスやアメリカの同年代の友だちと英語で話しながらマイクラを楽しんでいます。
ご家庭で英語を使う場づくりの参考までに、ねこママ自身が見つけた方法をまとめた記事も載せておきますね。
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オンラインゲームで英語ネイティブのお友達を作った方法はこちら
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今日からできる一歩
まずは、赤ちゃんがご機嫌な時間に英語の歌を5分だけ流してみましょう。親が英語を話そうとがんばりすぎなくても、英語の声が聞こえる時間を少し作るだけで十分です。