
2歳の英語で日本語が遅れる?
2歳は、日本語の言葉がぐっと増える子もいれば、ゆっくり増えていく子もいる時期です。
そのため、英語を入れることで日本語に影響しないか、不安になるのは自然なことだと思います。
大切なのは、英語を日本語の代わりにしないことです。家庭の中で日本語でたくさん話し、気持ちを受け止め、絵本や遊びを楽しむ。その土台はそのまま大切にします。
そのうえで、英語は遊びの中の短い一言として少し足すくらいなら、親子の負担も少なく始めやすいです。
専門機関でも、複数の言語にふれること自体が言語の遅れを起こすとは説明されていません
米国の言語聴覚分野の専門機関 ASHA では、複数の言語にふれること自体が、言語の遅れや障害の原因になるわけではないと説明されています。
もちろん、言葉の発達に不安が強い時は、英語を続けるかどうかだけで悩まず、専門家に相談することも大切です。
ただ、「英語を少し聞いたら日本語がだめになる」と考えすぎるより、日本語のやりとりを大切にしながら、英語を無理なく足すという見方のほうが、家庭では取り入れやすいです。
わが家では、日本語の生活を中心に、英語は遊びに少しだけ足しました
わが家でも、子どもが小さい時期は、日本語の会話や絵本をとても大切にしていました。
そのうえで、英語は遊びの中に少しだけ入れるようにしました。ブロックを高く積んだ時に Up!、できた時に Nice!、一緒に行く時に Let’s go!。
英語を言わせるためではなく、「そういう音もあるんだね」と生活の中で聞ける形にするイメージです。
日本語も英語も、子どもを急がせるためではなく、親子で気持ちを伝えるためのことばとして扱うほうが、わが家には合っていました。
今日からできる小さな一歩
日本語への影響が心配な時は、英語を増やす前に、日本語の親子時間をしっかり残します。
- 日本語の絵本や会話はいつも通り大切にする
- 英語は遊びの中の一言だけにする
- 子どもが嫌がる日は無理に続けない
まずは Nice! や Good job! のように、子どもがうれしくなる短い英語からで十分です。