小学生のおうち英語

【翻訳家ママ解説】海外赴任から帰国後、子どもの英語をどう維持する?生活に残す小さな接点

翻訳家であり2児の母である著者が、第二言語習得に関する論文をもとに、家庭でできる英語環境づくりの視点から丁寧に解説します。


おうち英語の入り口


おうちにいながら7歳の娘が英語ネイティブのお友達と遊べるようになった方法

ママ友ねこ
海外赴任から帰ってきたばかりで、学校の準備だけでも大変。英語まで忘れないようにしなきゃと思うと、焦るの。

生活を整えるだけでも忙しい時期だよね。前と同じ量を全部再現するより、残したい接点を選ぶところから考えてみよう。
ままネコ

ママ友ねこ
言い間違いが増えたら、忘れ始めたってこと?

それだけでは決められないんだ。この記事では、研究から分かる注意点と、帰国後の生活に合わせた整理の仕方を紹介するね。
ままネコ

聞く・話す・読むを分けて、家庭の英語維持を考える

研究では、「忘れた」と「まだ学んでいる途中」を分けています

以前は楽しそうに話していたのに、今は英語が出てこない。そんな場面を見ると、親は「もう忘れた?」と思いやすいものです。

Snapeら(2014)は、子どもの時期に海外で暮らした帰国者4人について、英語の冠詞などの理解を調べました。半年をあけた課題で大きな変化が見られず、難しさの一部は「身についた知識を失った」というより、まだ十分に身についていない可能性があると考察しています。

4人のうち3人は同じ家庭で、現在の小学生全体に当てはめられる研究ではありません。それでも、言い間違いだけで「英語を失った」と決めつけない視点を与えてくれます。

家庭では、帰国前にできていたことを思い出しつつ、今の学校生活や疲れも一緒に見てみます。長い会話は気が進まなくても、好きな本なら読みたいかもしれません。会話の量、読む力、文法の正確さを同じものとして扱わないことが、無理な予定を増やさない助けになります。

参考:Snape et al. (2014), L2 English Generics: Japanese Child Returnees’ Incomplete Acquisition or Attrition?

わが家では、英語を使う理由を大切にしています

わが家の体験は、海外赴任からの帰国例ではありません。日本の家から、娘が海外の友だちと遊ぶ環境を探した話です。

初めは相手の言葉が分からず、親に聞く場面もありました。それでも「またあの子と遊びたい」が、次の言葉を知るきっかけになりました。

この経験から、家庭で環境を考える時には、量の前に「誰と、何のために使いたいか」を大切にしたいと感じています。帰国後なら、以前の友だちとの短いやりとりを残す方法も考えられます。ただし、相手の都合や時差もあり、毎日の会話を約束できるものではありません。

今日からできる小さな一歩

  • 以前の友だち・好きな本・好きな番組から、残したいものを本人と一つ選ぶ。
  • 新しい学校生活に無理のない時間帯を決める。連絡するなら相手の現地時間も確認する。
  • 話すことだけでなく、短いメッセージを読む・書く方法も候補にする。

短い時間だけ遊べると伝える一言はこちら

まずは一つ試し、本人の負担が大きければ変える。以前の暮らしをそのまま再現しなくても、今の生活で続く形を探していけます。

年齢や悩みに合わせた、おうち英語の進め方を探す

パパママ向けメモ

小学生になると、英語をただ聞くだけでなく、「自分が言いたいこと」と英語がつながった時に、ぐっと前向きになりやすいです。

わが家でも、英語の教材や動画だけではなかなか続かなかった時期がありました。でも、海外の子と一緒にマイクラで遊ぶようになってから、「また遊びたい」「もっと言えるようになりたい」という気持ちが自然に出てくるようになりました。

ご家庭で英語を使う場づくりの参考までに、ねこママ自身が見つけた方法をまとめた記事を載せておきますね。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オンラインゲームで英語ネイティブのお友達を作った方法はこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

ただ、いきなり海外の子と話すのはハードルが高いこともあります。まずは家の中で、先生と短い英語のやりとりをする時間を作って、少しずつ慣れていくのもひとつの方法です。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ねこママが子どもが0歳の頃から、英語にふれる時間を増やすために使っていたサービスはこちら

━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


おうち英語ロードマップ

-小学生のおうち英語
-, , , , , , , , ,