小学生のおうち英語

【翻訳家ママ解説】帰国子女の小学生、英語を家庭でどう維持する?使う場面の作り方

翻訳家であり2児の母である著者が、第二言語習得に関する論文をもとに、家庭でできる英語環境づくりの視点から丁寧に解説します。


おうち英語の入り口


おうちにいながら7歳の娘が英語ネイティブのお友達と遊べるようになった方法

ママ友ねこ
帰国してから、うちの子が英語をあまり話さなくなったの。小学生のうちに忘れてしまうのかな。

心配になるよね。でも、話さない日が続くことと、全部忘れたことは同じではないよ。今できることと、使う相手を分けて考えてみよう。
ままネコ

ママ友ねこ
教材を増やす前に、何を見ればいい?

この記事では、家庭で見守るポイントと、英語を使う場面を一つ作る方法を整理するね。
ままネコ

日本の家庭で英語を使う環境を整える考え方も読む

研究では、帰国後の英語を保つことが課題として扱われています

海外では学校も遊びも英語。日本に帰ると、学校も友だちとの会話も日本語になる。子どもが同じでも、英語を使う必要は大きく変わります。

Yoshitomi(1999)は、日本に戻った子どもの第二言語である英語の変化を扱い、日本語と英語の両方を支える取り組みの必要性を述べています。帰国後の言葉の変化は、家庭の努力不足だけで片づけられる話ではありません。

ただし、この文献から「毎日何分で必ず維持できる」「帰国後何か月で忘れる」とは言えません。ここから先は、研究の問題意識を踏まえた家庭での整理の提案です。

たとえば、好きな物語は聞いて分かるけれど、自分から話す機会は減った。会話はできても、長い文章を読むのは疲れる。この二つでは、足したい時間が違います。ひとまとめに「英語力が落ちた」とせず、聞く・話す・読むを分けて見ると、次の一歩を選びやすくなります。

参考:Yoshitomi (1999), On the Loss of English as a Second Language by Japanese Returnee Children

わが家では、英語を使う理由を大切にしています

わが家は、帰国子女の英語維持を実践した家庭ではありません。ただ、「英語を使う相手がいると、本人の気持ちが変わる」という経験はありました。

娘は、海外の友だちとマイクラで遊ぶようになってから、「明日も遊べるって、なんて言うの?」と聞くようになりました。相手から届いたチャットを読みたくて、英語の本を読みたいと言ったこともあります。

帰国後の家庭でも、以前の友だちに近況を伝える、好きな本の話をするなど、本人が続けたい接点を残せないか考えるヒントにはなりそうです。ゲームである必要はありませんし、会話だけで読む力まで保てると考えないことも大切です。

今日からできる小さな一歩

  • 子どもに「英語で、誰と何をしたい?」と一つだけ聞いてみる。
  • 聞く・話す・読むのうち、本人が楽しめることと困っていることを一つずつメモする。
  • 友だちへの短い連絡や読み聞かせなど、今週できそうな接点を一つ選ぶ。

友だちと次に話す時間を決めたい時の一言はこちら

親が毎回テストするより、「今日はどんな話をした?」と内容を一緒に楽しむところからでもよさそうです。相手が子どもの場合は、保護者同士で時間と連絡方法を確認してから始めます。

年齢や悩みに合わせた、おうち英語の進め方を探す

パパママ向けメモ

小学生になると、英語をただ聞くだけでなく、「自分が言いたいこと」と英語がつながった時に、ぐっと前向きになりやすいです。

わが家でも、英語の教材や動画だけではなかなか続かなかった時期がありました。でも、海外の子と一緒にマイクラで遊ぶようになってから、「また遊びたい」「もっと言えるようになりたい」という気持ちが自然に出てくるようになりました。

ご家庭で英語を使う場づくりの参考までに、ねこママ自身が見つけた方法をまとめた記事を載せておきますね。

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オンラインゲームで英語ネイティブのお友達を作った方法はこちら

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ただ、いきなり海外の子と話すのはハードルが高いこともあります。まずは家の中で、先生と短い英語のやりとりをする時間を作って、少しずつ慣れていくのもひとつの方法です。

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ねこママが子どもが0歳の頃から、英語にふれる時間を増やすために使っていたサービスはこちら

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