

研究では、画面を通じたやりとりにも学習効果が見られます
先生の質問に、親を見ずに一言答えた。聞き取れなかった時、自分からもう一度お願いした。流暢さとは別に、そんな場面を観察する方法があります。
ハワイ大学マノア校のZiegler(2016)は、同時に行うコンピューター経由の対話と対面の対話を扱った14研究を統合しました。どちらにも第二言語の発達への効果が見られ、方式間の差は統計的に有意ではありませんでした。
ただし、日本の小学生向けオンライン英会話サービスだけを調べたものではありません。「どのサービスでも何回受ければ話せる」とは言えず、文字での対話なども含む研究です。
家庭で効果を見るなら、目標を一つに絞る案があります。好きなものを紹介する、分からない時に聞き返すなど、実際に使う場面を決めます。受講前の様子と、何度か試した後の様子を比べ、先生の見方も聞きます。
毎回テストのように確かめる必要はありません。言えた場面を短くメモし、難しければ目標や教材を相談する。回数だけで判断しないための、家庭での観察例です。
参考:Ziegler (2016), Studies in Second Language Acquisition
わが家では
わが家では、娘が先生にピアノを聞いてもらったり、お絵描きで遊んだりする時間がありました。ページ数とは違う、相手に見せたいものがある時間でした。
海外の友達と遊ぶようになってからは、「明日の同じ時間は遊べるって何て言うの?」と聞いてきたこともあります。自分の用事のために英語を知りたがる変化が、親として印象に残りました。
その変化を一つのレッスンだけの成果とは言い切れません。歌や絵本など、それまでの経験もありました。だから、契約回数だけでなく、暮らしの中でどんな場面が増えたかを見たいと思っています。
今日からできる小さな一歩
- 先生と「今月はこれを伝える」という小さな目標を一つ決める。
- 親の助けがどのくらい必要だったか、時々短く記録する。
- 本人の楽しさと先生の評価も合わせ、内容や頻度を相談する。
大きな成果を急いで探すより、前より一つ自分でできた場面を見つける。続け方を考える材料にしてみてください。


