

研究では、時間をあけた練習と思い出す練習が注目されています
月曜日に動物の言葉を聞いて、別の日に絵を見ながら一つ思い出す。出てこなければ音声を聞き直す。家庭では、こんな小さな往復も考えられます。
ケント州立大学のDunloskyら(2013)は、十種類の学習方法の研究をレビューしました。その中で、練習テストと、学ぶ時間を分ける分散学習を、幅広い条件で有用性の高い方法と評価しています。
ここでいう練習テストは、家庭で毎回点数をつけることを勧めるものではありません。見直すだけでなく、覚えたことを取り出してみる、という考え方です。小学生の英会話が一日何分で伸びるかを決めた研究でもありません。
家庭への応用例なら、今日は短い音声を聞く、次は絵を見て思い出す、その次はおもちゃを使って一言言う、という形です。分からなければすぐ確認できるようにし、当てるまで続ける遊びにはしません。
学校の宿題や習い事がある日は、追加の英語を休む選択もあります。時間を分けることと、休まず毎日こなすことは同じではありません。
参考:Dunlosky et al. (2013), Improving Students’ Learning With Effective Learning Techniques
わが家では
ねこママも、子どもの英語に記録表やご褒美を取り入れて工夫していた時期があります。仕組みを作ればいつも進んだ、というわけではありませんでした。
その後、娘は海外の友達から届いたチャットを読みたくて、英語の本を読みたいと言うようになりました。わが家では、記録を埋めることだけでなく、読む理由があることの大きさを感じました。
家庭学習にも、覚える量とは別に「誰かに見せる」「一緒に遊ぶ」を少し入れられたらと思います。これはわが家の経験からの提案です。
今日からできる小さな一歩
- 今ある音声付き教材から、子どもが分かりそうな短い部分を一つ選ぶ。
- 別の日に絵だけ見て思い出し、難しければ一緒に音声で確認する。
- 覚えた一言を遊びで使い、疲れる前に終える。
昨日よりたくさんできたかだけでなく、次も取り出しやすい量だったかを見る。そんな続け方も、家庭では選べます。


