
同じ悩みがある方へ
赤ちゃんの英語は、始めるなら「覚えさせる」より「ふれる」から
赤ちゃんの英語はいつから始めるのがいいのか。これは、英語教育に関心がある家庭ほど迷いやすいテーマです。
早く始めたほうがいいのか。まだ日本語も話さないのに英語を入れていいのか。そんな不安も自然です。
赤ちゃん期に大切なのは、単語を覚えさせることではありません。英語の歌、やさしい声、絵本の音などに、安心できる暮らしの中で少しずつふれることです。
「いつから」と考える時は、今日から毎日がんばるというより、親子の負担にならない小さな入口を作るイメージで十分です。
研究では、乳児期にことばの音の聞き分けが変化するとされています
Werker & Tees (1984) の研究では、赤ちゃんは生後早い時期にはさまざまな言語の音を聞き分ける力を持っていますが、成長とともに、ふだん聞いている言語の音に合わせて聞き分け方が変わっていくことが示されています。
かんたんに言うと、赤ちゃんの耳は、まわりでよく聞こえることばの音に少しずつ慣れていくということです。
だからといって、早く始めないと手遅れという話ではありません。でも、英語を「必要になってから急に始めるもの」にするより、小さいうちから少し耳に入る時間を作っておくと、英語を特別なものにしすぎずにすみます。
わが家では、いつからより「どう入れるか」を大切にしました
わが家では、0歳のころから英語の歌や声に少しふれる時間を作っていました。
でも、毎日何十分もきっちりやる形ではありません。機嫌がいい時に少しだけ、英語の歌を聞く。先生に英語であやしてもらう。親は横で一緒に笑う。
赤ちゃんが英語を言えるようになることを目標にすると、親も子どももしんどくなります。
英語が前から家に少しあった音になること。あとで英語に出会った時に、こわいものではなく、なんとなく聞いたことがあるものになること。赤ちゃん期は、それくらいの目標で十分だと思っています。
今日からできる小さな一歩
- 英語の歌を1曲だけ選ぶ
- 赤ちゃんの機嫌がいい時間に、短く流してみる
- 親ががんばって教えようとせず、一緒に聞くだけの日もOKにする
赤ちゃんの英語は、早く結果を出すものではなく、暮らしの中に少しずつ英語の音を置いていくものです。