小学生のおうち英語

【翻訳家ママ解説】小学生が英語を話せないのはなぜ?聞けるのに言葉が出ない時に

翻訳家であり2児の母である著者が、第二言語習得に関する論文をもとに、家庭でできる英語環境づくりの視点から丁寧に解説します。


おうち英語の入り口


おうちにいながら7歳の娘が英語ネイティブのお友達と遊べるようになった方法

ママ友ねこ
英語の動画は楽しそうに見ているのに、話してみてと言うと黙っちゃうの。

聞いて分かることと、その場で言葉を選ぶことは違うから、まず困る場面を分けてみよう。
ままネコ

ママ友ねこ
覚えていないってことなのかな?

それだけとは限らないよ。この記事では、言いたいのに出てこない時の助け方を考えるね。
ままネコ

英語を使う場面を家でどう作る?具体例を見る

研究では、言おうとすることで気づくこともあります

「赤いほうを貸して」と言いたい。でも色の名前は知っていても、頼み方が出てこない。これは、何も分かっていない状態とは少し違います。

SwainとLapkin(1995)は、第二言語を実際に使う中で、学習者が言葉の問題に気づき、表現を変える過程を調べました。対象はフランス語のイマージョン教育を受ける第8学年の18人で、日本の小学生の家庭英語を直接調べた研究ではありません。

この結果から、話す量を無理に増やせば解決するとは言えません。ただ、「言えなかった」を失敗だけで終えず、どんな助けが必要かを見つける場面として考えることはできます。

家庭では、言葉そのものを知らないなら音声と意味を一緒に確認する。言いたいことはあるなら、短い見本を一つ示す。人前で緊張しているなら、親と一緒に言うか、その日は聞くだけにする。これは研究から直接決まる処方ではなく、場面を分けるための例です。

反応を急かしたり、他の子と比べたりせず、本人がどこで困ったかを聞いてみる。教室でも困っているなら、先生に具体的な場面を伝えると相談しやすくなります。

参考:Swain & Lapkin (1995), Applied Linguistics

わが家では

娘も最初は海外の友達を前に緊張し、親へ言い方を聞いていました。それでも遊びたい相手ができると、「明日の同じ時間に遊べる?」を英語でどう言うのか、自分から聞くことがありました。

わが家にとって大きかったのは、流暢さを確かめる質問より、本人が今伝えたいことがあったことです。ただ、友達を作れば誰でもすぐ話せるという意味ではありません。

親が全部代わりに話すか、子どもだけで頑張るかの二択にせず、一言だけ一緒に準備する時間もあってよいと思います。

今日からできる小さな一歩

  • 「何と言いたかった?」を日本語で聞き、伝えたいことを一つにする。
  • 短い見本を一緒に確認する。まねするかどうかは本人の様子を見る。
  • 相手に届いたら、文の長さより伝わった内容を一緒に喜ぶ。

言い方が分からない時に、自分から聞く一言はこちら

言葉が出ない一場面だけで、それまでの時間が無駄だったと決めなくて大丈夫。今必要な助けを、一つずつ探していけたらと思います。

パパママ向けメモ

小学生になると、英語をただ聞くだけでなく、「自分が言いたいこと」と英語がつながった時に、ぐっと前向きになりやすいです。

わが家でも、英語の教材や動画だけではなかなか続かなかった時期がありました。でも、海外の子と一緒にマイクラで遊ぶようになってから、「また遊びたい」「もっと言えるようになりたい」という気持ちが自然に出てくるようになりました。

ご家庭で英語を使う場づくりの参考までに、ねこママ自身が見つけた方法をまとめた記事を載せておきますね。

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オンラインゲームで英語ネイティブのお友達を作った方法はこちら

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ただ、いきなり海外の子と話すのはハードルが高いこともあります。まずは家の中で、先生と短い英語のやりとりをする時間を作って、少しずつ慣れていくのもひとつの方法です。

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ねこママが子どもが0歳の頃から、英語にふれる時間を増やすために使っていたサービスはこちら

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