

研究では、外国語学習の不安と成績に関連が見られます
一人なら言えるのに、教室で当てられると声が小さくなる。音声は分かるけれど、文字になると止まる。同じ「苦手」にも、違う場面が含まれます。
ジョージタウン大学のTeimouriら(2019)は、第二言語の不安と学習達成に関する97報告、約2万人のデータを統合しました。全体として、不安が高いことと達成度が低いことの間に関連が見られました。
ただし、関連だけで「不安がすべての原因」とは決められません。学年や測定方法などでも結果は異なり、日本の小学生一人ひとりを診断する研究でもありません。
家庭で考えるなら、量を増やす前に「いつ困る?」と聞く余地があります。音が速いなら短く区切る。読むのが難しいなら、知っている音と文字を先生に確認してもらう。人前がつらいなら、少人数や親と一緒の場面を相談する。これは個別の状況に合わせた提案です。
困りごとが続く時は、本人の言葉をメモして学校や教室の先生に相談します。英語だけでなく生活全体でつらそうなら、家庭だけで抱えず身近な相談先を頼ることもできます。
参考:Teimouri, Goetze & Plonsky (2019), Studies in Second Language Acquisition
わが家では
ねこママも、子どもが英語に乗り気にならず、ご褒美や記録表を工夫したことがあります。「用意したのに進まない」と感じる日もありました。
娘が海外の友達と遊ぶようになった時も、初めから堂々と話していたわけではありません。どんな子かなと緊張し、親に言い方を聞くところからでした。
だから、今の一言だけで「英語が向いていない」と決めるより、何なら取り組みやすいかを探せたらと思います。ゲームが解決策になると決めつけず、その子の好きなことや困り方を見たいです。
今日からできる小さな一歩
- 「英語のどの時が嫌?」と聞き、答えを急がず一つだけメモする。
- 今できる言葉や好きな活動に戻り、比べたり突然テストしたりしない。
- 困る場面が続いたら、具体例を添えて先生へ相談する。
苦手という言葉の奥にある困りごとが分かれば、休む、量を減らす、助けを借りるという選択もしやすくなります。親子に合う形を探す参考になればうれしいです。


