

研究では、先生とのやりとりの中身も調べられています
先生はにこにこしている。でも、子どもが答えを探しているうちに次の質問へ進んでしまう。そういう場面では、「優しい先生か」だけでは分からないことがあります。
Yangら(2021)は、中国・広東省の42の園を対象に、先生と子どもの関わりと、その後の語彙理解の発達を調べました。活動を整えることや学びを支える関わりが、後の語彙理解を予測する結果になりました。一方、感情面の支援では同じ結果は得られていません。
日本のオンライン英会話や先生の交代を試した研究ではないため、「先生を替えれば伸びる」とは言えません。それでも、印象だけでなく、活動の進め方や支援を見る視点は参考になります。
家庭で観察するなら、答える時間があるか、言葉以外の反応にも気づいてくれるか、難しい時に質問を短くしてくれるか。このように場面で考えると、先生にも相談しやすくなります。
わが家では、英語を使う理由を大切にしています
ねこママの家では、先生に歌ってもらったり、人形で遊んでもらったりした経験があります。少し大きくなってからは、お絵描きや、子どものピアノを聞いてもらう時間もありました。
どの先生でも同じ対応をしてくれるわけではありませんし、サービスがすべての遊びに対応する保証でもありません。ただ、わが家では、教材以外の関わり方も選択肢になりました。
もし質問が続くと疲れるなら、「今日は好きな絵を一緒に見る時間にできますか」と相談する方法もあります。逆に、本人がはっきり怖がる、傷つく言い方がある場合は、慣れるまで我慢させず、中断して運営に相談することも大切です。
今日からできる小さな一歩
- 嫌がった場面を「質問が速い」「課題が難しい」など具体的に一つ記録する。
- 先生に変えてほしいことを一つだけ相談する。
- 変えた後の様子を見て、継続・別の先生・休むことを選ぶ。
先生の良し悪しを決めるためではなく、今の子どもが参加しやすい条件を見つけるために。教室にも家庭にも相談しながら、合う形を探していけたらと思います。


