

研究では、同じクラスの仲間と言葉の育ちに関連が見られました
お店屋さんごっこで「これください」と伝える。積み木を渡してほしくて相手を呼ぶ。友達との遊びには、自分以外の人へ伝える場面があります。
バージニア大学のMashburnら(2009)は、就学前のクラスの仲間の言語能力と、子どもの言葉の発達の関連を調べました。仲間が言葉で表現する力と、子どもが言葉を理解する力の伸びとの関連は、本人の開始時の力やクラス運営によっても異なっていました。
ただし、これは海外の友達とのオンライン英会話を試した研究ではありません。「英語が上手な友達を作れば必ず話せる」と言える結果ではなく、交流の環境も関わるという視点を得られる研究です。
家庭で相手を探すなら、年齢だけでなく、好きな遊びや遊べる時間が近いかも考えられます。片方が教える役を引き受ける前提にせず、保護者同士で短い遊びを相談できると、始める姿が具体的になります。
参考:Mashburn et al. (2009), Child Development
わが家では
わが家の娘は、7歳になった今、海外の友達と英語で話しながらマイクラを楽しんでいます。遊んだ後に「明日も遊べるって何て言うの?」と聞くことがありました。
この経験は、幼児なら誰でも同じようになるという話ではありません。最初は緊張して、親に言い方を聞いていました。本人の「また会いたい」が、言葉を知りたい理由になったと感じています。
幼児なら、ゲームにこだわらず、親子で絵を見せ合ったり、同じ歌で手を動かしたりする形も考えられます。まだ交流に乗り気でなければ、親子の遊びを続ける選択もあります。
今日からできる小さな一歩
- 子どもが誰かに見せたい絵やおもちゃを一つ選ぶ。
- 相手探しの前に、保護者が見守れる時間と個人情報のルールを決める。
- 初回は短くし、相手の親とも「途中で終わって大丈夫」と確認する。
友達の数や話した単語の数を急いで増やすより、双方が「また遊ぼう」と思える時間を一つ。ご家庭の環境に合わせて考える参考になればうれしいです。


