

英語と日本語が混ざるのは、伝えようとしているサインかもしれない
幼児がおうち英語をしていると、日本語の中に英語が少し混ざることがあります。
たとえば、「これ blue だね」「more ちょうだい」のように、知っている英語だけがぽんと出てくることがあります。
親としては、日本語が遅れないかな、混乱していないかなと心配になりますよね。でも、子どもは今持っている言葉を使って、一生懸命伝えようとしていることがあります。まずは、その気持ちを受け止めてから、日本語でも英語でも自然に言い直してあげると安心です。
研究では、ことばが混ざることはバイリンガル発達で見られる現象とされています
Byers-Heinlein & Lew-Williams (2013) は、幼いバイリンガルの子どもが2つの言語を混ぜることは、発達の中で見られる自然な現象だと説明しています。
これは、「混ざっているから混乱している」とすぐ決めつけなくてよい、というヒントになります。
もちろん、子どもの日本語の発達で気になることが強い時は専門家に相談するのが安心です。ただ、家庭のおうち英語の中で少し英語が混ざる程度なら、まずは伝えようとしたことを見てあげるとよいです。
わが家では、言い直しより先に伝わった喜びを大事にしました
わが家でも、英語の単語だけが会話に混ざることはありました。
その時に「日本語で言いなさい」と止めるより、まずは「そうだね、blue だね。青だね」と返すようにしていました。
子どもにとっては、知っている言葉で伝わったという経験がうれしいものです。そのあとに自然な日本語や英語を添えるくらいが、親子ともに楽でした。
今日からできる小さな一歩
日本語と英語が混ざる時は、今日から次の3つを意識してみてください。
- 混ざったことより、何を伝えたかったかを見る
- 日本語でも英語でも、親が自然に言い直して聞かせる
- 不安が強い時は記録して、必要なら専門家に相談する
次に読む実践記事として、親子で使いやすい短い一言はこちらです。